桐野利秋、とある人物評(9)

ヒジハラ

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桐野利秋、人物評(1)

人斬り、無学文盲など粗暴さが強調されがちな桐野利秋。しかしそれは小説的なイメージで、資料からは違う姿が見えてくる。友人知人親類ら同時代人から見た桐野利秋の話。


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で、です。

どうして明治になってもいつまでも「人斬り半次郎」のままなのかと思うのですが、恐らくこの幕末維新期の桐野の変化というか、変移が言及されないからだと考えます。
出世する、西郷隆盛に重用されるという話はあれど、それに伴って人間としての内容が変わっていくという話は全くされない。
何を為したかも大事だけれど、桐野の場合、評伝や伝記では寧ろここを強調すべきではないかと思う。

中村半次郎は、幕末時に何をしていたのかがいまいち分かり難いです。
というか、よく分からない。笑
だから余計に「人斬り」…実否不明の「人斬り」のままで話が止まるのだろうと思うのだけれど、「中村半次郎」から「桐野利秋」への変化が大きすぎて、一般書を読んでいても整合性が取れないというか着いて行けないんですよ。説明がされないから。

”学が無く”、”西郷の傍で刀を振るっていた”中村半次郎が、そのまま明治10年まで生きている。
そういう感じではないかと思います。
で、それがそのまま西南戦争の桐野利秋にトレースされると…
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Comments 2

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なかむらきりの  
川畑新兵衛

「九重の雲」の著者東郷隆氏は、「狙うて候」で村田経芳の生涯を書いています。
あとがきで曾孫の村田経和氏(故人)に会われて、経芳の弟十次郎(篤雄)が十六で他家に養子へ行き、西南の役では薩軍に付いたことを聞いた旨、記しています。
本文P.268に、「篤雄も、今は同藩の川畑勘兵衛方へ養子に入り、新兵衛と名乗っている。」とあります。書き方からすると、篤雄は戦死はしてないような感じです。
「少年読本」で桐野を評した川畑新兵衛は、村田経芳の弟なんでしょうかねえ。村田は桐野と同じ天保9年生まれ。村田と弟の年齢差はわかりません。(文中にはなかったような・・。)
鹿児島では川畑姓って多い感じですし、昔の人の名前は同じようなものばかりですから。
明日までに図書館に返却なんですが、まだ200頁残っています。正直、私には面白くないです。(笑) 「九重の雲」を読んだときも同じ、というか、その時の不満が影響しているのでしょう。東郷氏も桐野を誤解していたようで、栗原氏の「桐野利秋日記」を読んで変わったとか。でも、私には作品はイマイチでした。

「少年読本」をパラパラ読み返したところ、吉原弥次郎の名前が出てきました。(P.88~90)
「吉原は素と彼と踈なる姻戚の間柄」とあり、Wikiを見たら、次女の夫は山本信次郎とあり、びっくり。山本を知っていたのは土原様のお蔭です。(笑) 
このエピソードは吉原ではなく、吉田清成としているものもあり、調べなきゃと思いながらそのままです。

CSのTBSチャンネルで2/20に「海は甦える」を放送します。迷ったのですが、土原様のご感想を読み、契約することにしました。原作は未読。「田原坂」も未視聴。困ったものです。(汗)
長くなり、申し訳ありません。

2019/02/02 (Sat) 22:55 | EDIT | REPLY |   
ヒジハラ
ヒジハラ  
>なかむらきりのさん

『狙うて候』に川畑新兵衛の名前が出てきているとは驚きです。
しかし私この本は本屋であらと思ったきり未読、その上『九重の雲』も積読状態で(^^;
川畑は『少年読本』のあそこでだけさらっと出てきますものね。誰かなーと思いつつ…(笑
春山育次郎が話を聞いている辺り、明治10年以後の生存は確実ですし、もしかしたら本当に村田の弟であったかもしれませんね。
しかし有りがちかな?と思われる氏名の一致で同一人物かと言われると…
本当に謎が多いです。笑

東郷隆さんには広瀬武夫の『魁偉なり』という小説もあります。
結構調べてあるなとは思うのですが、何と言いますか…面白くない(笑
基本的に知っている事ばかりが書かれているので、読みながらのときめきが全然無いというのがあると思うのですが(笑)
事実が羅列されているだけのように思われてしまって、読むというよりさらっとめくって終わりました。

吉原弥次郎、そうだったのですか!
山本信次郎の妻の実家はスルーしていました。
伝記も読んだのですが、全然記憶にありません。公務と信仰の話が多かったので。結婚したとか、その程度の記述だったか…
ウィキによると吉原もクリスチャンであったようですし、そうした繋がりだったのかな?
まさか山本が桐野と超が付くとは言え遠縁になるとは思いもせず。
しかし姻戚関係というのは跡が追い辛くて難しいですね^^;

「海は甦える」は数年に1度程のペースで放送されているのですが、今年あるんですね。
と言いますか、あのドラマレビューをお読み頂いてありがとうございます。恥ずかしい。笑
とはいえ、このドラマは丁寧に作り込まれていてかなり出来もいいです。
原作がしっかりしているというのがあると思いますが、古き良き歴史劇だなと個人的には思っています。

そして私はドラマ始まってすぐの字幕が入る薩摩弁に笑ってしまいました…

2019/02/03 (Sun) 10:19 | EDIT | REPLY |   

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