都城・鹿児島旅行(財部彪、桐野利秋)

ヒジハラ

帰ってきました。


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ものすごいダイジェストで纏めた鹿児島の写真。

左上から南洲翁終焉の地、私学校跡の銃弾跡、川久のとんかつ(笑)

真ん中が桐野利秋墓所。

左下…説明いる?辻々に立っている幕末維新の若者たち。手前から弥助ちゃん、信吾ちゃん、ごんべ。

あとふるさと館の袋。持って歩くの恥ずかしい。


今回は見たい所がそんなにあったわけではないので、ぼちぼちぶらぶらしてきました。お昼ごはん食べる時間あった(※大抵無い)。

とは言え行ったら行ったで、あ、あそこも…と思うので、まあ通常回転に近い感じではあります。

鹿児島はレンタサイクルのシステムが便利で本当に助かる。


目的が桐野でしたので、桐野邸があった清水馬場に行き、お墓に参り。

今回は吉野はパスでしたが、西郷南洲顕彰館で書簡やらブラシやらを見てきたのでそれなりに満足です。

しかし辺見やら篠原の遺品も見たかったなあ…

そして今回は維新ふるさと館ではわおーと思えるものが全く無かったので、それが少し残念でした。

黎明館も2階の展示が少し変わってたかな?大久保のビビットな水色の洗面器セットが今回は出ていませんでした。


お墓の方は西郷、桐野、村田新八の墓所は綺麗な花束が供えられていました。

年末が近いこともあるかな?

ご子孫の方が掃除に来られているお墓もありました。

桐野は誕生日からさほど日にちが経っていないこともあってか、オードトワレやらプリザーブドフラワーやら(笑

分かる(笑

オードトワレがサムライだった。分かるー私もそれ好きー(とか思いながらお参りする…


城山ホテルにお風呂に入りに行ったり、みょうばんの湯にも行きたかったなー。こっちは時間が無くて無理でした。

おいしいご飯も食べたしおおむね満足。



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自分用のお土産はこれと顕彰館で買った埋葬者(墓石)の一覧表?のみである。笑


**



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都城は純然たる財部彪目的でした。

一度行きたかったのです。行けてよかった。

都城は郷土の偉人として上原勇作(陸軍、元帥)も輩出しています。


大正初期の2個師団増設問題で内閣を瓦解させた人ですね。

私の卒論(軍部大臣現役武官制度)はこの人からの幕開けだw


上京して野津道貫の書生となり、後に野津の女婿となっています。

「国家の次は都城」が口癖。

郷土や後進を非常に大事にする人で、地元では非常に評判がいいというのは知っていたのですが、今回実感しました。

財部との差が激しいw


財部が郷土を大事にしていなかったと言うのではないのですが、コネを使って後進を…ということをあまりしない人だったのでね…

あまり後輩の面倒を見ない人だった。

そういう意味では郷土では評判があまりよろしくない所もあったようです。

子供用の簡易な、郷土で編纂されている人物の紹介にも載っていなくてこれは心底驚いた。

教科書に載ってる人物やで…

色々あれどロンドン海軍軍縮会議を纏めた功労者のひとりなのだが。


都城歴史資料館では財部実秋の遺品なども出ていて少し驚きました。

財部の父です。

戊辰戦争に参加、鳥羽伏見の戦いにも参加しているというのは知っているのですが、今一詳細が分からない。

展示されていた西南戦争関連の資料にも名前が出ていて、うーん、この方薩軍に与したのでは?

これも詳細が不明なのですが、部下かなと思われる人が処罰されているのですよね。

そう考えると財部父も同じではなかったかなー…


地元顕彰会編纂の伝記には財部誕生地の木標の写真があったのだけれど、今は無いようでした。

島津邸で探していただいたのだけれど、分からなかった。

でも、ということで財部邸のあった場所を教えて頂く。

現在公園。



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(一応立て看板はあった)



そしてその後足を運んだ上原勇作誕生地&宅地跡がこちらである。



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なんやこの落差。(真顔)


うん…まあこんなもんですよね…

地元なのに銅像もあるのにS邸(笑)にお勤めの方に「たからべたかし…?初めて聞いた…」とか言われる私の身にもなってw

たからべ★たけしでっす。

orz…


ベテランっぽい学芸員の方としばらくお話させていただいたのですが、

「財部が好きで、一度都城に来たかった」

と言うと幾つかエピソードを聞かせてもらえました。

地元ならではー


地元の展示などはさらっと見た程度ですが、都城島津家、大きかったんですね。

3万石越えの私領(薩摩藩)であったというのは初めて知りました。

1万石以上が大名ですから大身とかいうレベルではなく、ホンマにお殿様ですね…


26代目の当主が久光の女婿で、篤く信頼されていたと解説にありました。

見ていると、都城島津家は薩摩藩ですから家臣団は戊辰戦争にも参加し、また西南戦争にも薩軍政府軍の両方にも参加する人間がおり…

時代の荒波の中に放りこまれる様子が分かりました。


島津家発祥の地にも時間があれば行きたかったのですが、そちらはちょっと無理だった。

見逃しはそれくらいかな~

あまり下調べしていないにしては思いの外あちこちに行けて楽しい旅行でした。


**


しかしJR九州の減便、きっついわー…

そしてICカードが使えない駅も多いのについ忘れて「うわああそうだった」となるw

田原坂とか行くのにICカード使っちゃダメよ♥

改札もなければ人もいないからね!

下車の証明が出来ない!どうすればいいの!


加えて夜便のピーチはどうしてあんなに出発が遅れるのか。以前も1時間以上遅れたぞ…

その辺りがLCCクオリティだなとは思うけれど、終電間に合うかどうかとか心臓に悪いから止めて(笑

帰って来たの今日の1時前でした。帰れてよかった。

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Comments 4

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なかむらきりの  
おかえりなさい。

お疲れさまでした。
飛行機が遅れたのは大変でしたね。

お天気も晴れて、何よりです。
河野主一郎の誕生地は私も全然知りませんでしたので、次回訪鹿の折は、行きたいです。情報、有難うございました。
財部邸跡は土原様の写真でわかりましたが、誕生地とは違うのですよね?
ネットで「財部彪」と検索すると、土原様のサイトの記事ばかりが出てきます。(笑) 結局、誕生地はわかりませんでした。

さて、「明治維新に殺された男」が図書館に入り、やっと読めました。
購入しないで正解でした。
西郷か桐野か、どちらを書きたいのかわからない中途半端な作品です。
初めに桐野が土方を意識する描写があり(あとがきでフィクションと書いてありましたが。)、小説なのかと思うと違うのです。
驚いたのは、「赤松小三郎ともう一つの明治維新」の大久保書簡の解釈を認めているのです。著者の思想的な記述は牽強付会として賛成していませんが。
あと一つ驚いたのは、篠原国幹を射ったのは村田経芳だそうです。村田についてほとんど知りませんが、こんな話、聞いたことがありません。
木内昇の短編集「火影に咲く」の「光華」が、桐野とさとの恋物語ですが、これも面白くありませんでした。

長くなり、すみません。
旅のお疲れで、お風邪など召しませぬよう、ご自愛下さい。

2018/12/21 (Fri) 00:40 | EDIT | REPLY |   
ジゴロウ  

お疲れ様でした。

隠される偉人というか、功績あるのに地元で知られてない…
ありますよね。
高津し(サンズイに四)川ているんですが、海の無い會津で海防奉行務めたのに、地元でも、「え、誰?」みたいな扱いですし、柴五郎生誕地も、公園でしたね…(立て札はあります)
あるあるなんでしようか

2018/12/21 (Fri) 01:36 | EDIT | REPLY |   
ヒジハラ
ヒジハラ  
>なかむらきりのさん

毎度の飛行機の遅れは参りますが、これは安さの代償ですね(笑)

河野の生誕地は私も驚きました。有村三兄弟と同じ筋、目と鼻の先です。
辺見はないのに…(まだ言ってる
財部生誕地は甲斐元町新馬場という所までは分かっているのですが、番地が不明で。宅地跡とはまた異なります。
ただベテラン学芸員さんもあったかなー、分からんなー、もうないと思う…という感じで。昔の史料をみると分かるかも知れませんが。
財部彪に関しては私のサイトが一番詳しいと自負しております。笑
ご覧頂きましてありがとうございます。笑

『明治維新に殺された男』、結局そんな感じでしたか。
目次と2・3行見てこれは行けそうかなと思ったのですが、とんだトンデモ系だったのですね。参考文献を見て感じた嫌な予感は当たってたかー…
題だけを見ると桐野と言うよりどー見ても西郷(をディスる)本でしたが。笑

桐野が土方を意識するというのもナンセンスだなあと思いますし。
赤松小三郎本の解釈、いえ、解釈以前の読み方すら間違えていると言う点を突っ込めていない当たりで、もーちょっと読む価値無いかなという気はします…
しかし牽強付会は、やはりそう感じるのですね。笑
赤松本は40ページで挫折したとはいえ、著者の先入観とこうあって欲しいという願望での論理の展開は酷かったです。笑

篠原国幹を射ったのは村田経芳!江田少佐の部下は!?
というかこの人物が戦場の最前線で一兵卒としていると思っている辺りに、歴史を見るセンスのなさを感じます。川路の桐野射撃と一緒ですよ、それじゃ…
歴史を見るというか、思い込みですよね思いっきり。
経歴調べないのかな…
何にせよもう少し読み応えのある物、せめてきちんと調べている書籍が増えて欲しいですねえ…

2018/12/21 (Fri) 19:22 | EDIT | REPLY |   
ヒジハラ
ヒジハラ  
>ジゴロウさん

あるあるなんだと思います。
ただ今回ショックであったのは、思いっきり歴史資料系の博物館施設の職員さんに「初めて聞いた」と呟かれたことです。ううう…
知名度が低いのは分かりますが、地元でああだと本当に悲しい…

2018/12/21 (Fri) 19:27 | EDIT | REPLY |   

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