続・「西郷どん」見ました、が。 (第44話:士族たちの動乱)

ヒジハラ

が。(笑

もう最早ネタとしか思えない題ですね。そうですね。

しまったな。この題で1年レビューすれば良かったか。


※かなり辛辣です。読んでからのクレームも批判も受け付けない。





**


雑。

ただひたすら雑。


感想?



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晋どーん!もうここらでヨカーー!!


これしかないwww



すいません、ここからちょっとマジです。

滅多にない真面目だよ!(笑)(言った傍からお前は…


**


いや、何と言いますか。

本当に、一体何をどうしたらあんな話になるのでしょうか。

ドラマなので、史実通りである必要はないと考えます。

ついでに小説についてもそう考えている。

しかしそうとは言っても、この大河が歴史劇である以上、落せない部分があると思っています。

これは以前「「西郷どん」見ました、が」でも書きました。


ドラマであっても落せない部分=重大な史実を押さえる必要があるのは、それが分からないとその後に起こった出来事や、関わった人間が何を考えて行動したかが、理解できないからです。


だから薩摩を描いておいて八月一八日の政変が跡形もないというのは、理解に苦しみます。ナレーションもなかったように記憶している。

その為政変後に池田屋事件と禁門の変がなぜ起こったのか、ドラマの中では不明になっていました。


慶喜と会津をヒールにしたかっただけの事件であり、長州(というか桂でしたが)は薩摩(というか西郷でしたが)をとっても頼ってる!という、薩長同盟への伏線(にもなっていないが)なのかな?という、単に主人公を上げるためにだけの話に成り下がっていた。


夏にレビューを書いて以来の視聴(44話「士族たちの動乱」)だったのですが、こうした物語の構成というか、話の持って行き方は全く変わっていない。


いきなり事件が起こっていきなり終わる。

起こった史実の名前を出しているだけで、因果関係がない。

戦争や事件ならぱーんと起こって終わりだけど、これ、大政奉還とか征韓論といった政争はどう描いていたんですか?

2回しか見てないけれど、恐らく人物描写も、ほぼ直線描写だと思われます。お前ら純真かよ。大人になれよ。というかいい大人が作っているドラマとは思えない。

西郷と対峙する人間は全員悪人なんでしょうか、このドラマでは。

いや、これ…

見ている方、ついて行けてます?


この大河を楽しみにしている方や好きな方には本当に申し訳ないのですが、私は正直言ってこの大河が発表された際のコンセプト?を見た時からクソがとしか思えず(すまぬ)(「2018年大河ドラマ」)、この時点で大河を見る気が失せました。薩摩大好きなのに。


個人的に、愛とか反戦とか言い出す歴史劇や時代劇は見る価値なしと思っています。

そういうことはドラマを通して伝えるべきことであって、登場人物に”言葉”で言わせる辺りに芸の無さを感じる。

そして何より、現代の価値観で歴史の話を描こうとする近年の顕著な傾向には嫌悪感があります。

そんなん、歴史劇や時代劇をする意味がない。



**



第44話。

この大久保を見ていても、あまり大した葛藤はなく西郷と決別してそうだなと思ってしまう。

大久保、あんな描かれ方していて気の毒に、単に情の無い人という印象しか受けませんでした。

西郷は立たない!みたいな事を言い捨てていたけれど、あまりそういう感じに見えない。

え、何、もしかして陰で泣いてる系なのこの大久保。

いや、そんな風には見えない…


そして江藤はどうだったの。

あのドラマの江藤、君が死ぬなら僕も死ぬ!とか西郷に言い出しそうで怖いわ。


佐賀の乱がすっ飛ばされるのは、仕方ないと思います。

江藤新平一行が薩摩に来た描写があっただけでもマシだと思うけれど、これも結局西郷アゲの一環で入っていたのではと思うと複雑である。


大久保は鎮圧に佐賀にまで出向いています。

行政軍事司法の三権を一手に握り、まともな裁判もせずに江藤の首を斬った。

他の政府首脳はそんなことまでは考えていませんでした。

命があって良かったと思っていて、殺すつもりなんて無かった。


抑々江藤は反乱を起こすために佐賀に帰ったのではありません。

ドラマでは「とうとう江藤が立った」と言っていたけれど、そうではない。違う。

お願い、誤解しないで…違う…


煮えたぎる郷党を鎮撫する為、その様子を窺うために帰郷した。

自分が佐賀にいた頃の塾生や、郷党の若い子たちを捨てられなくて。

しかし江藤の帰郷が却って火に油を注ぐ形になり、止めたくても止められなくなってしまった。

戦争したくてしたんじゃない。

戦争するつもりで帰ったんじゃない。


戦など言語道断?

そんな事西郷には言われたくないだろう。あーた全く同じ立場ですよ。

このドラマでどう描かれて来たんですか、江藤。

小者感半パねえわ。西郷の周りできゃんきゃん騒いでる子犬位の扱いか。

39歳で我が国の法体系の基礎をまとめ上げた偉人をこの扱い。

佐賀県は怒るべき。


帰郷に際して周囲は止めましたとも。危ない。

当時司法卿であった親友、大木喬任は司法省の屈強者を選んで、否応なしに捕縛してこいと命じています。

同じく親友の副島種臣も、土佐の後藤象二郎も引き止めている。

木戸孝允だって江藤の出京を聞いて、酷く友人の身を心配した。

木戸も腹心に命じて江藤を捕縛してでも連れて戻れと命じている。


大久保が江藤を即座に佐賀で殺したのは、東京に連れて帰ると反対されると分かっていたから。

そして晒し首にするだけでなく、江藤の首を撮影して各省の廊下に張り出し、見せしめにした(落ち穂拾い2:江藤新平)。



江藤が西郷に捨て台詞を吐いた後江藤のナレ死で佐賀の乱終了でしたが、副題の「士族たちの動乱」って一体何なんだろうと思わざるを得ない内容です。

せめて神風連まで行っていれば納得しますが。

激昂した薩摩の若いもんが大久保むかつくー政府許せーんとパンパン鉄砲撃ってるのが「士族たちの動乱」だったのでしょうか。


大久保家の動乱()を描く前に、触れなければならない所、丁寧に描く必要がある所は沢山あるはずです。

この期に及んでの女子パートは不要だわ。

正妻と妾対決とか今いるか?


そしていやー…

初めて知りました。

西郷を政府に戻すために桐野を初めとする薩摩系将校は鹿児島に帰ったんですね!(笑顔

いやー…

…いやー…うん、はい…


桐野がごついこと言ってましたね。

最後には剣術だそうです。へえ…

というか最新兵器を整えて戊辰戦争に臨んだ旧薩摩藩士を目の前にして言う事なのかこれ。

剣術はまた別ものとして、兵器の重要性を戦争を通じて知っていた藩だと思うよ、薩摩は。


西南戦争で弾薬不足に苦しむ薩軍→白兵戦 とかいう流れへの引きなのか。

先日改訂更新した田原坂のページでも書きましたが、薩軍、田原坂の戦いの際は集中して当時の最新小銃スナイドルを使っている。


スナイドル銃の弾丸って、当時は薩摩でしか作れなかったんですよ。

国産=薩摩です。後は輸入物。

だから、来週話が出ると思いますが、私学校党による草牟田の火薬庫襲撃。

この事件の切欠が海軍による武器弾薬の引き揚げですが、本当の目的は武器弾薬ではなくて、スナイドル弾丸製造機の押収です。

そういう軍事技術も持っている所です、薩摩藩。


そういうの見ている限りでは全く無いもんなこのドラマ。ただ西郷先生、西郷先生で。I♥SAIGOUってTシャツでも着たら?

ドラマの桐野見ていて、率直な感想は、

大丈夫かなこれが西南戦争で№2なんだぜ。そりゃ薩軍負けるわ(白目

(※桐野大好き)



今回は明治7年の夏で、次回はもう明治10年の2月。

あれを見ている感じだと、辺見も別府もずーっと私学校本校にいそうだし、桐野もいそう。笑

というかこの桐野、私学校と距離を置く気ありませんね。

そんなに西郷先生と一緒にいたいの…そうなの…(遠い目


私学校が設立されていましたが、大きく分けると砲隊学校、銃隊学校、幼年学校。

あと吉野開墾社、各地の分校をひっくるめて私学校。

幼年学校は章典学校ともいい、西郷隆盛、大島綱良、桐野利秋が各々の章典禄を供出して作った学校になります。

正確な所が思い出せないのだけれど、これ、大久保利通も供出してなかったか?

鹿児島の感情を和らげるために、という話を昔何かで読んだ覚えがある。


それはそれとして、政府側としてはかなり早い段階から、西郷の近辺に密偵を入れていました。

設立理念だ学校だなんだかんだと言っても、要するに軍事学校ですからね、これ。

構成員は反政府の軍人である。

最終的には県政にも関わってきているし、そら政府側から見たら危なっかしくてならないわ。



……。

と、つらつら書いてきまして、雑と言うより、感情論ばかりで幼稚なのかなと思いました…

突っ込みどころが満載で…もう疲れた…


あれもこれも、主人公を安易に上げようとするあまり、周りを下げているようにしか思えません。

しかしながらこれ、西郷隆盛を下げてるのと同じだと思うのだが。

本当に面白いと思って見ている人、どれぐらいいるのですか…



**



別府のキューティクルつるっつるの外はね。あれは寝癖なの?寝癖?直さないの?と言うか名前すら出なかった。どういうことなの。

辺見君、陸軍士官って紹介されてた。陸軍大尉です…

篠原は陸軍少将ってあったのにどうしてそんな中途半端な紹介するの…

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Comments 2

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ジゴロウ  

いささか古い話ですが、大政奉還→大阪から撤退の開陽丸のなかで、
慶喜の愛人(?)が、「あんたに天罰が下った」「謝れば西郷さんは許してくれます」て、慶喜に言っちゃうような大河ですしね。
謝まれば許すって、あんた…
で、江戸について、次回いよいよ戊辰、が、
「長か戦でごわした」で戊辰戦争終わり。
は?どういう事?でしたからね。
最終回は、
西郷が銃口向けられる。
桐野や辺見、篠原。下手すれば川路や川村までが西郷の人盾になる。
そこへ一斉射撃。
政府側の人間には弾が当たらず助かる。
薩摩側だけ射殺される。
完。
なんて、ファンタジックな終わり方かもしれませんね。(笑)

2018/11/29 (Thu) 18:20 | EDIT | REPLY |   
ヒジハラ
ヒジハラ  
>ジゴロウさん

え?慶喜の愛人ですよね?慶喜の。
謝まれば許す(笑)凄いですね~最早ファンタジーの域ですね!
しかし戊辰戦争がそんなことになっていたなんて。すごい荒業^^;
しかしそれでは戊辰の復讐、…あ、飛ばされるのか、これも…

確かにファンタジック西南戦争()で終わっても疑問ないかも。
というか今の時点で西南戦争にすら至っていないというのに、女子のいざこざとか、ほんっと何考えてんでしょうね。
何と言いますか、2回しか見てないのに色々と突っ込みどころしかなくて(笑)
ただ疲れるばかりです…
本当に何のドラマなんでしょうね、今年の大河って。


2018/11/29 (Thu) 22:53 | EDIT | REPLY |   

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