大河ドラマ特別展「西郷どん」@大阪歴史博物館

大丈夫、生きてます…生きてる…

気がついたらお盆終わってたの。どういうことのなの。

今年はちょっと旅行にも行けず、なんというかメリハリがない夏だったのですが、近場には行きました。

大阪城という超近場。お出かけって言うのかしらソレ…



大阪城のすぐ南側にある大阪歴史博物館で「西郷どん」展を見てきました。

以前書いたように、殿とか姫の着物や使っていた道具などには興味が沸かないもので、正直な所まあどうだろうなと思っていた。

…のですが!思いの外良かったです。

まあドラマの内容と実物史料は無関係ですからね。

本物には力がありますね。


それはとにかく、へえ、こんなの残ってるんだと思うものがちらほら出ていて、迷っていた図録は買うことにしました。


その中のひとつが征韓論に敗れて官職を辞した西郷隆盛の辞表(下写真)だったのですが、これは少し驚きました。 

だってまさかこんなの見られると思わない。

うわー、歴史だ、歴史のメインの1ページ(教科書太字レベル)だこれと内心私は大興奮だったのですが、残念ながら文書展示は殆どの方がさらーっと通り過ぎていくのであった…

くっそwよく見ろよw


***


西郷どん展



私儀

胸痛之煩有之 迚モ奉職罷在候義不相叶候ニ付

本官并兼任御免被仰付被下度奉願候

此等之趣宜敷御執奏被成下度奉冀候以上

但位記返上仕候


辞表之趣難被及御沙汰被 思召候得共

別段陳述之衷情モ有之不得已次第ニ付

願之通参議罷免 陸軍大将如故之候事

但位記返上ハ不被及御沙汰候事


西郷は胸痛を理由に参議と兼任している陸軍大将を辞し、また位階も返上すると。

これが明治6年10月23日。

それに対して以下10月24日。

参議を辞める必要はないけれど、事情もあるし仕方ないから許したる。

しかし陸軍大将に関しては元の通りでよし。また位階の返上も必要なし。


とはいえ西郷はスパーンと鹿児島に帰ってしまうのですが。

西郷の辞表の隣にそのまま沙汰が書かれているとは思わなかったので、これも少し驚いた。


2年程前に見に行った「大久保利通とその時代」展も、これも本当に古文書の嵐で(敢えての書簡中心の展示会でした)、見応えがあって滅茶苦茶疲れたのだけれど、大体の人はさ~っと歩いて出て行く感じ。無理もない。

この展示会では子供向けのクイズも配布されていたのだけれど、どー頑張っても子供にはキツい展覧会だった(笑


一応西南戦争のコーナーもあったのですが、これは本当に申し訳程度だったような感じでした。

というかどちらかというと幕末に重点が置かれていたような感じを受けたので、残念ではあるけれど仕方ないかなと。


維新成ってから鹿児島に帰って呼び出されて、征韓論で帰って西南戦争、という感じなので、展示するにも正直な所一般受けするような目玉に乏しいのかという気もせんでもない。

歴史的な重要事項は様々ある時期だけれど、展示としては、という感じなのか。

歴史の流れに添うとなると文書中心にはなるな。



西郷どん展



右下は討幕の密勅。

左上は大政奉還の上位書、その下は坂本龍馬の新政府綱領八策。有名なものですね。



西郷どん展 


こちらは文久2年、島津久光が上洛した際、随行した藩士の名簿。

やっぱりこういうの、残っているのですね。

中村半次郎の名前がいずこにかあるのでは。

朱筆は寺田屋事件に関わって、京都から先に随行できなかった者の姓名だそうです。


下段右から2番目に有馬新七の名前があるよ、と解説には書かれていたのですが、同12番の左から2番目には篠原冬一郎(国幹)の名前があります…!とうつどん…!

上段左から2番目に野津七二と見えていますが、これ野津道貫(野津七次)かな?

写真切れてしまっていますが、三島通庸らしき名前も見えている。


細かいところが結構面白いですねえ…。

図録を見ていると、大阪会場では出ていないものも結構あるようです。

中岡慎太郎の書状とか来てなかったよ?見てないよ。

柚子の国から来た王子を見て私が忘れるわけない(好きなの…)。

え…?来て、なかったよね…?え…?


空いている時にもう一度ゆっくり落ち着いて見学に行きたいです。

行けるかな…


**


日曜日から「昭和天皇と周囲の人々」が異様に読まれております。

何があったの。

8月という時期的にテレビで特集か何かあったかなと思うのですが、原因がよく分からないので怖いw


**



追記に拍手のお返事があります。



>こめとぎさん

初めまして!平安の記事、楽しく読んで頂けましたようで何よりです。
分かり易く楽しいと言って頂けるのが本当に嬉しく、サイト管理者冥利に尽きます…
ゆっくりめの更新ではありますが記事の数だけはありますので(笑)、のんびりお付き合い頂けましたら幸いです。
嬉しいメッセージ、ありがとうございました!
関連記事

0 Comments

There are no comments yet.

Leave a comment