憲政記念館(3)

憲政記念館、続き。

遅くなってごめんね。


 

憲政記念館_8



こちらはロンドン海軍軍縮会議の批准に関する個人の史料。

江木翼(たすく)の養父江木千之(かずゆき)の口述のようです。

江木は当時枢密院顧問で、ロ海軍軍縮会議の枢密院と言えば、オメー、あれだ。(誰だよ)

残念なイケメン伊東巳代治だよ。
伊東がどういった行動をとっていたかについてはこちらをどうぞ→ Odd Priority(サイト)

キャプションには、伊東の変心に触れている箇所があるという記述がありました。

そらねー、臆面もなく手のひら返しだからびびるよね。



岡田啓介 伊東巳代治



岡田啓介の日記のレプリカも展示されていたのだけれど、こちらは撮影NGでした。

所蔵元が国会図書館であったからだと思います。

他にも結構NGマークがついていた資料があったのですが、他機関の所蔵品は撮影NGであったようです。


このあたりは憲政記念館も力を入れているのだろうか…

坂野潤治さんであったと記憶していますが、大正デモクラシーが花開いたのは昭和初期のこの時期、2大政党が政権を争っていた昭和の初期だと言っていて、それはなるほどそうだと思う。


浜口雄幸いいよねえ…好きだわ…(昭和の政治家で一番好き)

国民からの信頼も、昭和天皇からの信頼も厚かった。

ここまで人間が信頼される政治家というのは中々ないと思います。


ただ、山梨勝之進が言っていたけれど浜口にもう少し柔軟さがあればなあ…

惜しむらくはそこではなかろうか。

原敬のように、もっとドライな、現実主義的なところがあれば、もう少し歴史の推移は変わっていたかもしれませんね。

歴史にイフは禁物ですが。



憲政記念館_9



こちらは反軍演説で有名な斎藤隆夫の議員除名の通知や斎藤に宛てられた国民からの激励の書簡。

我が兵庫県が産出した誇るべき政治家、斎藤隆夫(出石)。

心が震えるような思いがします。

浜口とはまた違う感覚でこういう政治家がいたのかと、ある種の感動を持って思う。



憲政記念館_10



兵庫県は歴史の勉強でこの人の存在を教えるべきです。

兵庫だけではないけどな。

この斎藤を実際に知っている人が仕事の都合で身近におるのだー。

大変お世話になっている。


学生時代に統帥権の研究をしていたんです、斎藤のことも調べましたという話をしたら、斎藤隆夫を知っている人は今は殆どいないからと驚かれた。

親睦会という名のご飯会で隣になったのをいい事に(笑)、どんな人だったのか尋ねましたが、非常な好々爺であったそうです(家族ぐるみのお付き合いだったそうで)。

尾崎行雄にも会ったことがあるとのこと、うーん、完全に歴史上の人物だわ…

すごい。


そして2・26事件のミニコーナー。

特設コーナーであったようです。



憲政記念館_11



中央に写っているのは尾崎行雄のメモ。

事件について電話で聞き取ったメモだそうで、当時の状況が色々と書かれています。

あとは常設展をさーっと見て回った感じ。



憲政記念館_13



こちらは記念館の内部にある原寸大の国会議事堂の内部復元(?)

議員席にも座れるし、演台の後ろも通れる。



憲政記念館_12



歴代首相の音声を聞くコーナーもあるのですよ。

戦前の首相の演説なんかも聴けて、そこで私は浜口雄幸の声を初めて聞いた。

低音ボイスで第一声が「諸君」。

めっちゃ格好良かった(笑

米内光政の声も良かったな~渋かったわ~


あれこれ含めて近代政治史に興味がある人には面白い施設だと思います、憲政記念館。

潰すなんて言わないで残して欲しいなあ…

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